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【行動経済学から見た、捨てられないわけ】

いま、行動経済学の勉強に通っています。

社会人に大学の先生が教えてくださる夜の学び。

仕事帰りのサラリーマンさん達がいっぱいです。

・使わないのに捨てられない
・もう使わないと分かっていても捨てられない

そんな、人の謎が解きたくて、

じゃあ

行動経済学ってどんなもの?

わたしたちは完璧な理性を持っていて、合理的な考え方をする。

これが前提に考えられているのが、経済学。

ても、実際は、そんなに、合理的な考え方を持てない。

そこを紐解くのが行動経済学。

例えば、

この大根は今日おでんで使うから、百五十円の妥当な値段で購入した。

これは、合理的な考え

でも、

・人が買っているから
・中身よりおまけが欲しい
・ブームになっている

そんな、合理的ではない買い方もある。

あるある?

・使ってないのに捨てられない
・使わないと思うけど捨てられない
・もういらないのに捨てられない

この、合理的ではない考え方

と自分でもわかっている。

でも捨てられない。

どうしてでしょうか?

行動経済学では
これらをこんなふうに説明できます。

『人は一度手に入れたものを
価値があるものと錯覚してしまう』

これを『保有効果』といいます。

そしてもうひとつ、
『得るより失うほうを恐れる』

これを『損失回避』といいます。

つまり、使いにくくても
多少モノにあふれていても
『今の現状を高く評価し
状況を変化させたくないと思う』
ということです。

人って誰でもそういうものなんですね。

その他には

・もったいない(これは保有効果でも説明付きますね)
・罰が当たるかも、の迷信
・モノ(またはくれた人)に申し訳ない心
・もしかしたら「使うかも」の錯覚

などの理由があります。

人にあげたり
0円でもリサイクルショップにもっていくのは
捨てることの罪悪感を
モノと一緒に人にゆだね
自分が軽くなりたいだけかもしれませんよ。

手放すことは片づける順番の中でも
最重要項目です。

自分の未来のために味方になってくれるものだけを残し
そうでないものは感謝の言葉でお別れしましょう。

「私の生活を支えてくれて、いままでありがとう」

ありがとうの感謝の言葉は
とても効き目があります。

片づけると決めたときから
理想の暮らしを思い描いたときから
不要なものを整理する。

その行為は積極的な
目標達成のためのステップなのです。

勇気をもって、決断しましょう。

片づけの決断くらいは
失敗しても、たいしたことではありません。

 

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